2019年12月21日土曜日

転居2周年(12月4日)

自分史の中ではこの日も忘れてはならない日の一つになった。
2年前、長年住み慣れた八王子の戸建て住宅からマンション暮らしへの引っ越し記念日だ。
2017年9月頃から転居先探しに入って11月の初めには決めてしまった。驚いたのは息子たちだった。さもありなん。口では夏ごろからボソボソと呟いてはいたのだが本当に実行に移すとは、それもあれよあれよという間だった。友人たちからは究極の断捨離には違いないが「自宅が分からなくなってボケが進むよ」とかさんざん脅かされた。色々言われ、概ね消極的なアドバイスの方が多かった。若いテニス仲間からはそれは良い方法だとの賛成意見が多かった。
あれから2年、自分としてはいくつかの欠点が気になってはいるが、9割がた引っ越しして良かったと満足している。1割の不満というか、欠点は先頃の台風で川辺の近くであることへの懸念が大いにあるということが分かってからだ。これから自然災害が大型化するという懸念が真実味を帯びてきている。もう逃れようがないなぁと腹をくくってみる。寿命と被災する確率との競争だなぁ・・・

2019年12月1日日曜日

秋の風景と月(11月29日)

気温が高めの秋もこの時期、流石に朝夕の寒暖差が大きく、寒さは12月のそれである。
部屋から見える風景にも秋の風情はたっぷり。
朝、丹沢山系に雪らしきもの

北を向けば銀杏も真っ黄色

夕刻南の空にカミソリのような月

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...