今冬はらニーニョ現象で寒い冬になるというニュースもあるが、昨日まで割と温暖に過ぎた。その間に撮った秋の写真を1枚。右下は南大沢駅前にある首都大学東京への道、両側に植えてある「南京ハゼ」。秋映えで輝いていた。
2020年11月24日火曜日
2020年11月3日火曜日
ポストトランプの時代を想像する(フィナンシャルタイムズ)
イギリスのフィナンシャルタイムズは世界をリードするビジネス・経済ニュースメディアだ。
今日の記事でトランプが去った後のアメリカや世界を想像している。ひょっとして既に選挙結果をそのような流れと読み切っているのだろうか?その要旨は、
最も可能性の高いシナリオ――ドナルド・トランプ氏が来る大統領選挙で敗れ、しばらくごねてから退くという展開――が実現したら何が起こるか、を想像している。
(1) トランプ氏が去った後、同氏の支持者や反対派は、新しい話題のみならず、新しいアイデンティティーを見つけることができるのだろうか。
世界中の人々の関心をリアルタイムでここまで引きつけた人物は、過去の歴史を振り返っても一人もいない。何しろ世界一大きなメガホンを手にしたこの人物は、この4年間、私たちの頭脳をウソや悪口、人種に基づくいじめなどで汚染し、その言葉に耳を傾けた人すべてをさらに愚かで偏執的にしてしまったのだから。
(2) もし、ジョー・バイデン氏が次期大統領になれば彼は新たなジェラルド・フォード(ウォーターゲート事件で退任したニクソン大統領の後任の大統領)のように見える。国家の危機を引き継ぎ、その危機に倒される礼儀正しい人物という意味だ。トランプ氏が去った後、民主党は有権者を投票所に向かわせるマシンを失うだろうし、リベラル派の新聞は極上のネタを失う。報道業界は景気後退に陥りそうだ。(ニューヨーク・タイムズ紙は近年新たな購読者を数百万人獲得した)そして米国民はその視線を政治から自分の身の回りの生活に移すようになるだろう。(と皮肉って見せている)
(3)トランプ氏の最大の政治的遺産は、同氏が励ましている極右民兵になるかもしれない。1つの国を統治不能にするには、武装集団がいくつかあれば事足りる。(と物騒な想像をしている)そして選挙で敗れても、2016年の当初の計画を実行に移してトランプTVを立ち上げることができるだろう。トランプ氏のテレビ向きの才能を生かし自分はビジネスマンだという幻想を捨てて、低俗なエンタテイナーとしての真の才能を認めることができれば、トランプ氏は大儲けできる。
(4)米国以外に目を向けると、排外主義者の将来はもっと明るい。 彼らはトランプ氏が2016年に展開した、娯楽性が高く反エリートでいわゆる「犬笛」を多用する選挙戦をお手本として研究し、トランプ氏の当選後の4年間については、ひとたび権力を掌握した後にやってはならないことのケーススタディとして吟味することになるだろう。 トランプ氏は昼間テレビを見たり、ツイッターに投稿したり、ゴルフに興じていたりしていたが、その間にハンガリーのオルバン・ビクトル首相のような玄人の独裁者は、メディアから裁判所、国家官僚、大企業まで、すべてを支配下に収めた。 トランプ氏は数人の裁判官を任命しただけだ。統治者に求められる最低限のレベルさえ超えられなかった。 比較してみると良い。人口比で言えば、米国におけるCOVID-19による死者の数はハンガリーのそれの4倍超にのぼる。 今後も、極度に単純化された排外主義に基本的な統治能力と「国家捕獲」(公的資源を不正に使用すること)の能力が加わることが、ものすごい威力がある政治的レシピであり続けるだろう。
(要旨のみ。元ネタはこちら)
皮肉たっぷりの論評だが、今後の世界を考えるとトランプ氏のやり方を知ってしまった政治的な野心家の出現が恐ろしい。この論評の通りにトランプ大統領が敗北し、早く彼の時代を忘れさせてくれるのだろうか?アメリカではすでに投票が順次始まっている。
2020年11月2日月曜日
馳星周:「蒼き山嶺」
北朝鮮のスパイとしてン本に送り込まれた池谷とプロの登山家になった若林とその若林の山でのあるきぶりを見て自分は本当のプロ登山家にはなれない、しかし山を捨てきれず警視庁の山岳救助隊に入って山で人を救助するプロとして過ごした徳丸。この3人の友情を軸にして公安に追われる池谷を助け5月の白馬岳から栂海新道を日本海に抜けるまでの逃避行を描いている。懐かしい白馬三山、白馬大池、憧れながら遂に行くことはなかった雪倉岳などが出てきて自分の記憶の中の映像を繰り返し引き出しながら読んだ。
登録:
コメント (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
吉田健一は1912年生まれで、承知の通り吉田茂と雪子の長男として生まれたが生後母雪子は単身赴任の茂の元、ヨーロッパに出掛けた。6歳まで母方の祖父である牧野伸顕に預けられた。学習院初等科に入学直後から父に従って青島、ロンドン、パリ、天津と転々し、1926年14歳で日本に戻り、暁星中...
-
平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
-
日頃手抜きの荒れ庭ですが、この暮れは天気が良く、寒気もそれ程厳しくないので少しだけ掃除をしてあげました。と言っても2時間ほど秋の草花の枯れ枝をカットしたり、2坪ほどの伸び放題になっていた芝生を電動バリカンで刈ってやるぐらいです。今年の特筆すべきはキンカンの出来の良さである。庭に植...
