2021年11月2日火曜日

五木寛之:「雨の日には車を磨いて」

 外車を愛する主人公(作者の分身的存在)が巡り合わせで乗り回す車にいつも不思議な女性が寄り添ってくる。そして車と共に自分の目の前から消えていく。主人公の愛した9台の車と9人の女の出会いと別れの物語。若さと共に得たもの

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...