2010年5月3日月曜日

北村薫:「夜の蝉」

落語家円紫師匠シリーズの第2弾。前作「空飛ぶ馬」より良い。3編からなるが、最後の「夜の蝉」が断然良い。私も20歳になり、人間関係もだんだん複雑になってくる。そして事件ま人間くさい「おや?」というものが増えてきた。この作者の博識ぶりは一寸したものだ。読んでいて楽しい。

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