2010年6月13日日曜日

はやぶさ イトカワ

プロジェクトの概要 打ち上げ:2003年5月9日、13:29:25 ロケット:M-Vロケット5号 衛星:質量510kg、大きさ:1*1.6*2m、ソーラーセル:両端5.7m 使命:太陽周回軌道を辿り、約3億kmのかなたの小惑星「イトカワ」から岩片を採集して地球上に持ち帰る。 新技術:コンパクトで軽く、安定的なイオンエンジンを宇宙空間で実使用する。 これまでの大まかな推移:2005年9月にイトカワとほぼ計画通りランデブーに成功。11月に離陸。その後いくつものアクシデントに見舞われ、帰還が2年近く遅れている。もし、地球外惑星の断片がカプセル内に入っていれば世界初の快挙となる。 日本が世界に誇れるプロジェクトの1つではないかと応援してきた。 かってはKISASの巻頭に消息を追跡してきたのだが、今日このロケットが5年ぶりに地球に帰還する。NHKなどでも、そのスリリングな経緯とプロジェクトリーダの執念やリーダの資質などが取り上げられ、紹介されてすっかり人気だ。今夜11時ごろ順調ならオーストラリアで回収できるのだが・・・成功を祈る。

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