2011年3月16日水曜日
福島原発事故
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恐れていた第2幕が始まりだしてしまったようです。有効な対策が打てない根幹は電源がないことのようです。海上から送電ケーブルで送ることなど、自衛隊の協力を得れば、かなり早く確保できるのではなかったでしょうか?これこそ、全体に対する指揮権を持つ菅首相のそれこそ「政治主導」が発揮されるべき事項でしょう。また、そのような進言のできるスタッフとか参謀に人を得ていない結果なのでしょうか?高濃度の放射能が立ち込め始めている発電所構内では相当に極小化された動きしかできないでしょうね。対策本部のやっていることのスケールが小さすぎます。このままでは間違いなくチェルノブイリと同じか、それを凌ぐ大惨事にと広がっていきそうです。50MWから100MWまでの原発が6基も並んで建っている日本ならではの建設事情が危険性を何倍にも膨らませています。
色々と調べてみました。
過去の原子力発電所の事故暦から見ると、TMI(スリーマイルアイランド)より酷く、 チェルノブイリに近づいていることが判ります→こちら
チェルノブイリのように爆発はしないのだろうか?判りません。もし、爆発はしないと安心したい方にはこちらをお勧めします。少なくとも、原子力発電所の仕組みがどうなっていて何が進行しているのかを3/13ぐらいの時点での状況を理解するのに役に立ちます。しかし、これはあまりに楽観的過ぎるでしょうね。コメントに色々な書き込みがあります。役に立たないコメントもありますが、中には有益なコメントもちらほらあります。 このコメントの中に大前研一のニュース解説をYouTube上で見ることができます。これはさらにわかりやすい解説です。元々原子力関係の開発か何かをしていた人ですから。これによれば爆発もありうるという立場です。ここにきて休止していた4号炉やその傍にある使用済み燃料棒の貯水プールの冷却機能が失われた今最大の危険スポットは実はこちらかもしれないと危惧します。火災が起こり、冷却していた燃料棒の余熱を取りきれなくて大気中に露出しているというニュース。さらに深刻になってきました。こちらは制御棒で核分裂を抑制する仕掛けすらない。むき出しのウランペレットが核分裂を再開しかねないのではないでしょうか?球形の塊りになっていないと有効な核分裂を連鎖的には起こしえない・・・核爆弾を作るのはそれなりに難しい、とはよく言われてきたことですが、ペレット上の燃料棒の束はさらに危険な状態を招きかねない、といえないのでしょうか?高校生の頃見た映画「渚にて」が主題歌と共に脳裏によみがえってきました。核戦争の結果、地球上の大気は放射能に汚染され南半球のオーストラリアで人類が終焉を迎える、確かそんな筋書きだったような・・・。
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