ワーキングプア、ロスジェネレーション、格差世代と言った単語が日本にも溢れているが、これが資本主義社会の世界的な風潮になっている。今の不安定な世情をもたらした根底に有る大問題は「貧困層と富裕層の格差拡大」だ。これは偽資本主義経済大国、中国でも大きな問題になってきている。テロの渦巻く世界の根底の引き金の恐らくこの「貧困問題」であろう。
アメリカの大統領選の展開の推移の中にもこの貧困問題がこれまでの大統領予備選の様相を一変させた、と感じる。トランプ氏の過激なぶっ壊し発言(自民党の小泉旋風を思い起こさせる)、民主党でのサンダース氏の終盤までの頑張りを支えたヤング&プア層の声ある声がそのことをまざまざと世界中に見せつけている。このサンダース支持層は民主党お大会でのクリントン支持を無条件では受け入れていない。むしろ今後の戦い方を模索し始めているようだ。それは自分たちの主張を体現する地方議員の大量輩出だそうだ。民主主義が根付いている国はさすが行動する人々が支えているようだ。この流れが順調に進めば、4年後、8年後には民主・共和に次ぐ第3の大きな政党が誕生するのではないだろうか?誕生させてほしいような気がする。形骸化した民主主義の復活のためにも実例を見せてほしいものだ。
2016年7月30日土曜日
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