10月1日。マスコミは消費税率10%への移行初日で朝から大張り切りで、国民の受け止め振りを放映していた。賛否両論あるが、一括りでざっくり言えば社会保障費の膨張ぶり、これは高齢化による医療費アップや要介護者の増加などが続く中で財政の健全化を保つ上ではある意味避けて通れないことのような気がする。8年ほど前、民主党政権時代に発案され、2012年現安倍政権に交代する直前に当時の野田総理が自民党との党首会談で、国会議員の削減などの身を切る改革とセットで消費税の引き上げを実施することが公党間で約束したものだった。その時は確か5年で10%にあげるというものだったと記憶しているが、消費の落ち込みで景気浮揚に支障をきたすということで今年まで延長してきたのだ。当時の民主党は政権についていたからでもあろうが増税推進側だった。それが野党に転落して既に8年、今は増税反対を公約にして先の参議院議員選挙を戦っていた。この経緯も国民はきっと覚えていて、手のひらを返したように消費税増税反対を公約にしている立憲民主や国民民主に1票を投じない要因になっているのかもしれない。経済情勢をしっかり分析し、反対に回る理由を上手く説明すれば国民の信頼を取り戻すこともできたかもしれないが、それも十分ではなかったような気がする。十分でなければ政策を変えたことに対する不信感だけが残ることになり支持を得られない方針に変わる。この辺りは結構微妙なような気がする。
消費税アップを前にした駆け込み需要に自分は全く関係がなかった。普段通りに9月から10月に変わった。
2019年10月1日火曜日
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