2007年11月26日月曜日

映画;第17回多摩映画祭

11/23~25の3日間開かれた多摩映画祭。最終日の昨日、見落としていた日本映画の話題作を2本続けてみた。「東京タワー ボクとオカン、時々オトン」と「フラガール」。

「東京タワー ボクとオカン、時々オトン」。リリーフランキー著の話題の本の映画化だ。原作にかなり忠実に作られていたが、内容が余に純朴な母子の物語で、著者の現代的な言動の裏側でこれほどの母親に対する情の深さがあるとは・・・という違和感は映画でも同じで消えなかった。

「フラガール」。1970年代の常磐炭鉱。黒いダイヤが石油に押されて斜陽産業になり、産業転換を図っていく中での物語り。炭住街に住む娘たちが常磐ハワイアンのフラダンサーを目指して特訓を受けながら貧しかった世相をうまく再現していた。

評価は2本とも今一、というのが一言でいう感想だ。

時間的に間に合わなかったがその前に上映していた「パッチギ-love and piece」がむしろ見たかった1品であり、その井筒監督のトークショーもその主義主張がはっきりしているようで面白かった。機会を見付けてこの監督の作品を見てみたいと思った。

2007年11月12日月曜日

情報処理協会:IPAフォント5種類が一般利用可能に!

<font size="-1"><a target="_blank" href="http://ossipedia.ipa.go.jp/">情報処理推進機構 (IPA)</a> が「未踏ソフトウェア創造事業」として採用したプロジェクトの成果物の1つである。そして2</font>003年以来、IPAが支援したプロジェクトでは配布、利用されてきていた。

それが今年10月1日からOSS(<strong><a target="_blank" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9">オープンソース</a>ソフトウェア</strong>)を含む多くの環境で共通に活用可能な高品位日本語フォントとしての普及を目指し、一般利用者向けに使用許諾条件を定めて無償配布を開始した。

種類は明朝体/等幅の「IPA明朝」、明朝体/プロポーショナルの「IPA P明朝」、ゴシック体/等幅の「IPA ゴシック」、ゴシック体/プロポーショナルの「IPA Pゴシック」、ユーザインターフェイス向きのゴシック体「IPA UIゴシック」の5書体。JIS X 0213:2004に準拠したフォントのほか、旧規格のJIS X 0208:1997に準拠したフォントも用意される。ダウンロードやインストールの方法は<a title="ipaフォント" target="_blank" href="http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/">ここ</a>から。
<h3>Windows 2000/XP/Vistaに対するフォントインストール例</h3>
<ul>
<li>ダウンロードした圧縮ファイルを解凍ソフトで任意の場所に解凍してください。</li>
<li>「スタートメニュー」→「コントロールパネル」を開いてください。</li>
<li>「コントロールパネル」の「フォント」フォルダをダブルクリックで開いてください。
(「フォント」フォルダが表示されない場合は、クラシック表示に切り替えてください)</li>
<li>現在、インストールされているフォントが表示されます。</li>
<li>「フォント」フォルダのプルダウンメニューで、「ファイル」→「新しいフォントのインストール」をクリックしてください。</li>
<li>所望の「IPAフォント」を解凍した場所から選んでOKボタンを押すと、インストールが開始されます。</li>
<li>インストールが完了しましたらコンピュータを再起動してください。</li>
<li>フォントを削除する場合
「フォント」フォルダを開き、削除したいフォントを選択してください。
プルダウンメニューの「ファイル>削除」を選択し、「はい」をクリックすると削除されます。</li>
</ul>

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...