11/23~25の3日間開かれた多摩映画祭。最終日の昨日、見落としていた日本映画の話題作を2本続けてみた。「東京タワー ボクとオカン、時々オトン」と「フラガール」。
「東京タワー ボクとオカン、時々オトン」。リリーフランキー著の話題の本の映画化だ。原作にかなり忠実に作られていたが、内容が余に純朴な母子の物語で、著者の現代的な言動の裏側でこれほどの母親に対する情の深さがあるとは・・・という違和感は映画でも同じで消えなかった。
「フラガール」。1970年代の常磐炭鉱。黒いダイヤが石油に押されて斜陽産業になり、産業転換を図っていく中での物語り。炭住街に住む娘たちが常磐ハワイアンのフラダンサーを目指して特訓を受けながら貧しかった世相をうまく再現していた。
評価は2本とも今一、というのが一言でいう感想だ。
時間的に間に合わなかったがその前に上映していた「パッチギ-love and piece」がむしろ見たかった1品であり、その井筒監督のトークショーもその主義主張がはっきりしているようで面白かった。機会を見付けてこの監督の作品を見てみたいと思った。
2007年11月26日月曜日
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