2008年2月16日土曜日

Internet Explorer過去のバージョン

cssで制作するとコンテンツとデザインが分離できて制作プロセスが変わる、ある面では生産性も向上するが、反面ブラウザによって見え方が異なるという悩みが急増する。それはブラウザごとにcssに対する取り組み方が異なるため、その命令には対応していないとか、解釈が違う、あるいはバグがあって正しく作動しないなどの原因で見え方が異なったり、形が崩れたりするのだ。HTMLにも同じような解釈の違いやバグなどで再現性に問題はあったのだが、その頻度とか程度がかなりcssでは違うということだ。

そこで色んなブラウザで制作したホームページがどのように見えるか、チェックする作業が欠かせない。css依存型ではそれが一層重要になってくる。という訳で、制作途上でも各種のブラウザでのチェックを行う必要がある。中でも一番使われているInternet explorer(マイクロソフト社製)に一番問題がある。バージョン毎に対応が乱れている、独自の仕様を追加しているなどだ。

先日の勉強会で、過去のIEの全バージョンでテストできるようにするためにスタンドアローン仕様で利用できるものを提供してくれている<a target="_blank" href="http://tredosoft.com/Multiple_IE">サイト</a>を紹介頂いた。ここからダウンロードしておいて、適合性をチェックすることができる。 これはありがたいツール提供だ。このように利用価値の高いサイトもどちらかといえばアメリカ発であることにも、先端技術力の差を感じてしまう。

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