サブタイトルは「幕末キリシタン類族伝」。
正直なところ、今から僅か150年前頃までの日本、幕末から明治への激動の時代。勤皇・佐幕の志士が乱立し、鎖国から文明開化の時代に展開して行く、その時代までのことで知らなかったことは本当に多い。宗教に関することはその中でも自分は全く無知だった。キリシタン禁制を守り抜くために考え出された仏教の寺請(檀家)制度、神仏混交、廃仏毀釈のことなどおぼろげな知識しかなかった所を見事にまた、面白く読ませながら解説してくれている。力作だと思う。お薦めしたい「必読の書」の1冊に加えたい。
2010年1月25日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
-
この日もぽかぽか陽気の暖かな日だった。 多摩モノレールで立川の1つ手前、「柴崎体育館前」で下車して高架から下に降りると、もうそこが根川親水公園だった。湧水が作り出す小川を整備して遊歩道に仕立ててくれている。絶好のスケッチポイントだった。驚いたことに大通りのすぐ脇の高木にアオサギ...
-
NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...
0 件のコメント:
コメントを投稿