この不思議な物語はついにハッピーエンドで終わった。最初の「1Q84」を読んでもう2年位が過ぎたでしょうか?
イギリスの作家ジョージ・オーウェルの「1984」を連想させるタイトルのついた小説でした。社会を覆う全体主義国家の監視の目の変わりに、村上はオウム真理教を思わせる巨大な新興宗教組織を置き、ビックブラザーに対しここには不思議な「リトル・ピープル」が登場する。2つの月が見えることでこの闇の組織が張り巡らす世界にいることを暗示させて物語が進みます。3巻目はbook3という副題付きでフィナーレに進み、この長編が実は20数年に及ぶ純愛の物語であったことが明らかになりハッピーエンドを迎えたのでした。なかなか楽しめるお話でした。
2011年3月4日金曜日
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