2011年4月21日木曜日

「強小」ということ

ガイナーレ鳥取。今年サッカーJ2に新登場した鳥取県をホームにする小さなチームの名前です。「強小」は社長の塚野真樹さんが掲げるチ-ムのスローガンだそうです。この意味は、「小さくても強い」ということだそうです。「強大」(大きくて強い」でもなく、「弱小」(小さくて弱い)でもない。このコンセプトは素晴らしい。日本という国そのものがこれまで評価されてきたこともそうだったし、サッカーで世界に羽ばたこうとした時、どういうチームにして世界に出て行くのかが話題になったことがありましたがこれで良いのではないでしょうか?体もそう大きくないし、俊敏に動き、頭脳的に、賢く戦う。311以後のパラダイムシフトと共に、改めて日本という国の立ち位置を考える時にも通用しそうな気がしますね。東北の1つ1つの被災地もその土地、土地を考えると驚くほど小さい。しかし、それぞれが固有の特徴を掲げて「強小」な故郷を再構築していければ良いのではないでしょうか?数十年かけて・・・。

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