2011年9月11日日曜日

象徴的な日がやってきた

21世紀がどんな100年になるのだろうと皆が想像していた、ある意味夢のある思考を楽しんでいたある日、911同時多発テロが起こりました。そして21世紀が貧困と宗教とが絡み合ったテロがこの世紀を性格付けるのだろうか、と考えてきた10年目の今年、311東日本大震災と福島原発事故が起こった。世界貿易センタービルに航空機が突っ込んでいくという神風特攻隊にならったような同時多発テロも、311の地震の規模やチェルノブイリにも匹敵する原発事故も予測できるような種類のものではなかったと思います。「想定外」という言葉がホリエモンの口から出て1種の流行語になりましたが、その後この想定外がいくつも起きるっていうのも不思議な巡り合わせを感じます。
今日はその911から10年、311から半年という節目の日なのです。日付が共に11日だということも日本人には何か象徴的なものを感じます。東日本大震災に関してはスケールの大きな復興プランを1日も早く打ち出してほしいですね。どういう姿の復興を目指していくのかそういう姿にある種の共感をイメージできれば、増税論議も進むのではないでしょうか?

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