2011年9月8日木曜日

映画:コクリコ坂

久しぶりの映画鑑賞は宮崎駿親子の手になる「コクリコ坂」。題名の由来は知らない。昭和30年後半台」で、丁度「3丁目の夕日」と時代が重なる。もちろんこちらはアニメーション。坂本九の「上を向いて歩こう」がBGMとして流れて、ノスタルジックな雰囲気に癒されました。こういう映画で癒されるというのはその時代の空気を吸ってきた人間だけでしょうね。体験的な時代認識からすると随分、旧制高校時代的な学生群像という感じがしましたが女子学生がどんどん活発になる時代の雰囲気は良く出ていました。ガラガラの映画館で申し訳ないような贅沢さでした。見た映画館は調布駅前のパルコ6階。この映画館も今月で閉館とのこと。因みに駅前の派出所の老練そうなお巡りさんに道を聞いて見たところ、「調布には映画館なんてありませんよ!昔はそこのパルコにもあったようですが・・・」とのお答え。これでは存在感無だったわけですね。閉館の要因は何処にあるのやら・・・?

0 件のコメント:

コメントを投稿

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...