2011年9月3日土曜日
山本一力:「あかね雲」
あまり流行作家のものは読みたくはないと思っているのですが、たまたま手元に気軽に読める文庫本がなくなって、図書館で借りてきました。京都の豆腐屋さんが修業後、独り立ちしたくて思い切って江戸に出てきて苦労しながら成功していくサクセスストーリーでしたので、気軽に読むのには好適でした。江戸時代、こんな移動ができたんですね。町人の力が強くなって社会が流動的になっていったのですね。経済が世の中を変えていった典型的なスタイルの1つでしょうか?この身軽さの一方ではこの前読んだ「憑神」では、幕末になってもなお旗本直参の武士(御徒歩組)が時代に殉じて上野彰義隊に加わって死んでいく・・・そんなこれは道徳観といったものかもしれませんが、武士の固苦しさが残っていた。江戸とはそんな時代だったのかな?と思ったり。この作家のものはこれが初めてです。解説を読んでいたら2002年直木賞受賞作でした。
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
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図書館の開放架をサラッと見ていた時、この「かわたれどき」というタイトルに目がとまり、借り出した。この言葉には強い思い出があったからだ。昔の話ではあるが、高校生になった時、古文を担当するとてもユニークな先生がおられてその授業は緊張感もあり、面白かった。授業は黒板に新古今和歌集から...
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