2011年10月11日火曜日

藤沢周平:春秋の檻

獄医立花 登シリーズの第1作。こちらの方が前の「生憎の檻」より、冴えている。描写も生き生きとしている。

兎に角、こういう本は結末が判っていて安心感が抜群である。座席が空いていない電車に揺られている時の大切な友です。社内を見回すと、目をつぶっている人、携帯やiPODなどをいじっている人(この人たちが一番多い)、偶にパソコンやiPADを捜査している人もいる。それぞれの時間の使い方です。

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