大阪淀川沿いに建つ「骸骨ビル」と呼ばれるビルが一面見渡せる焼け野が原に残った3階建てのビル。そこに住み着いた戦災孤児たちとその子供たちを育て上げた戦争帰りの若い男2人(同級生)の物語でした。
今どき、1945年の時代を背景にした小説を読んで面白さを感じるのはどのような世代からなのでしょうね。江戸時代の捕り物などは結構広い世代に読まれているのでしょうから、今から65年前のことなどほんの最近のことなのでしょうが、意外に近いが故に、実感を伴わない世代も多いかもしれません。そしてこの時代を本当に真剣に生き抜いた世代の話は、この東日本大震災後のこれからの人たちにとっても他人事とは思えないもののはずです。まして、お爺さんお婆さん世代という生き証人もまだ現存しているわけですから・・・
2011年10月14日金曜日
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
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