2011年11月27日日曜日

宮本輝:「森のなかの海」下

おとぎ話のような設定の中で、著者が訴えようとしていたのはなんなのでしょうか?謎の老女の隠された過去が次第に明らかになる中で、彼女は自立していく。強くなっていく。そこは解るのですが、そのほかこの物語の中に登場してきた主要な人物たちはどうなるのか?色んなことが中途半端に終わっている。こんな終わり方で良いのだろうか?わからない。

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