2012年5月14日月曜日
佐々木譲:「警官の紋章」
佐々木譲の北海道警察シリーズはもう何冊目になるでしょうか?この本が最後かもしれません。大体時系列的に読み進むことができました。悪をただす警察というところは悪と常に密着して悪を追いかけていくうちに、自分が悪のとりこになっていく怖さ、それに輪をかけて組織の中では功名心からくるでっち上げ事件ねつ造工作、いつの間にか育つ身内意識、いろんなものが渦巻いているのでしょうね。このような字句を重ねていくと、最近起こっている本当にあった事件がすぐに頭に思い浮かびますね。本書では現場の警官がその誇り(紋章)にかけて、警察幹部のおとり捜査、事件ねつ造~取り締まり実績アップへと進む警察庁エリートの罪を暴いていくお話でした。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
-
平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
-
図書館の開放架をサラッと見ていた時、この「かわたれどき」というタイトルに目がとまり、借り出した。この言葉には強い思い出があったからだ。昔の話ではあるが、高校生になった時、古文を担当するとてもユニークな先生がおられてその授業は緊張感もあり、面白かった。授業は黒板に新古今和歌集から...
0 件のコメント:
コメントを投稿