自分が現役時代を終えてからもう13年目になり、デフレ経済からの脱却はままならず、ヨーロッパでのEC経済の矛盾の露呈もあって、円高傾向に歯止めがかからず、中国、韓国、台湾など製造業としての存在感がまし、日本経済環境は本当に変わってしまいました。これらをまとめると日本経済の置かれている状況は、
円高、電力制約、貿易自由化の遅れ、資源大国からの原材料確保難に悩まされ、加えて高水準の法人税、対環境規制への対応、非正規労働など労働規制への対応にも苦慮しているようです。短期的にはタイの洪水も大きな打撃を受けました。本当に難しい時代になりました。これからはこれに加えて人口減からくるあらゆる面での内需減が国内での販売をさらに難しくさせるかもしれません。
諸先進国に範を求めても難しいのかもしれません。イギリスは蓄積した富を基に金融に活路を見出したのでしょうね。今はどうなんでしょう。アメリカも金融で活きてきましたがリーマンショック以降方向性が見えません。ITCだけで経済全体を引っ張れるとも思えません。GDPで世界の覇権を競い合うには、現在以上にグローバル化していく、すなわち国外に出ていくしかないのかもしれません。GDPなどの規模を追わない経済立国を作るためにはもっとスケールダウンしないといけないのかもしれません。昔から戦でも、経済の(縮小)撤退は損害が大きく出るといわれています。殿(しんがり)は特につらい。スイスやスエーデンなど小さなスケールでは突出した企業が頑張っていますが全体像がよく判りませんね。活路はやはり海外でしょうか?昨日、テレビで「トヨタの苦悩」を見ながら久しぶりに現役時代のように悩んでしまいました。自分ではどうにもできないことですが・・・・
2012年6月10日日曜日
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