2012年8月7日火曜日

驚異

暑さで無気力になりがちなこの夏、これまでのオリンピックと同じように、若者の極限まで鍛え上げた肉体と精神力が感動を与えてくれます。寝不足を心配しながらも日頃あまり見ないテレビに釘付けになっています。

もう一つの驚異はNASAが発表した火星探査の「キュリオシティ」から送られてくる鮮明な画像です。科学技術の粋が我々に叶うこともない火星の表面の映像を茶の間に届けてくれました。直径16mのパラシュートでゆらゆらと探査機が軟着陸する光景を目の当たりにしてワクワクしてしまいました。
<a href="http://www.nationalgeographic.co.jp/science/space/space-exploration/mars-exploration-article.html" target="_blank">これまでにも何台もの無人探査機が着陸して相当なデータを人類は収集してきました。</a>人類が足を踏み入れるには一寸遠すぎますね。到達するのに2年かかるのですね。

暑さを忘れさせてくれる話題ですね。この話題で賑わった後には、必ず日本の政治の状況が頭をよぎります。この限りない憂鬱を忘れたいためにか、益々オリンピックに熱中してしまいます。これから男子サッカー、対メキシコ戦が始まります。史上初の男女同時決勝進出を果たしてほしい。注目の一戦です。眠れません。

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