続けて、伊集院さんのエッセイを手にしました。色々なテーマで描かれていてそれを読んでいるうちに、この人の若かりし頃(そうでもないか、かなり近い時までも)の無頼振りが浮かび上がってきました。その中の一文には、数年にわたって京都で芸妓さんと暮らしていたらしいことが出ていました。読んだ途端に、先頃読んだ「志賀越みち」の下敷きではないかと思ったりもしました。有名な夏目雅子との出会いから別れまでについて触れた一文には身につまされてしんみりと読まさせてもらいました。別れの辛さが切ない。全然別の感想ですが、読み進むうちに常盤新平の青春時代と重ね合わさってきます。青春時代の無駄・無茶がこの人たちの心の栄養になって色んなことを言わせたり、書かせたりしているんでしょうね。他人に影響を与える言動はそんな体験を基にしてされているので、ある種の説得力を持っているんですね。
2013年3月8日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
吉田健一は1912年生まれで、承知の通り吉田茂と雪子の長男として生まれたが生後母雪子は単身赴任の茂の元、ヨーロッパに出掛けた。6歳まで母方の祖父である牧野伸顕に預けられた。学習院初等科に入学直後から父に従って青島、ロンドン、パリ、天津と転々し、1926年14歳で日本に戻り、暁星中...
-
平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
-
今日の日経プラス1(土曜版)から引用紹介。 東京ガス(http://www.tokyo-gas.co.jp) の「my Tokyo Gas住まいと暮らしの便利帖」では「寒い冬は特に一度沸かしたお湯を大切に使う”お湯まわりの省エネ”が効果的」など、様々なガス代節約の豆知識が得られ...
0 件のコメント:
コメントを投稿