Yさんから頂いた招待券を使わせていただいての映画鑑賞。2012年カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、第85回アカデミー賞では外国語映画賞も受賞した。変わらぬ愛情で培われた穏やかな老後に突然、しかし予期されることではある病魔が訪れ、生活は一変する。優しい妻が倒れ、夫は甲斐甲斐しく介護する。妻は病院嫌い、そして自宅での老老介護生活が始まります。お金はあっても、雇った介護人の言動が人間のプライドを傷つけるのを見ると許せない。そしてどんどん孤独になっていく。娘にも「お前たちには理解できないだろう」と、次第に心も閉ざす。そして、彼が選んだ道は・・・・・。映画に行く前は深刻な話で観るのを躊躇したいほどでした。しかし、興味あるテーマだし、世界で受け入れられた映画だということは何らかの大きなメッセージをもらえるのではないかという期待もありました。そしてその期待はあったと思います。この映画は、老々介護の厳しさを描いた映画ではなく、タイトル通り長年にわたって築き上げていった夫婦の「愛の形」を描いているのではないか?そして娘が、きれいに取り片づけられた親元のアパートを訪れ、静かにたたずむ姿で終わります。その老夫婦の人生の決着のつけ方を許し、受け入れたのではないかと暗示させるようなラストシーンです。それで救われるそんな映画でした。
2013年4月11日木曜日
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