2013年6月12日水曜日

映画;「百年の時計」

「百年」という単語が気になって映画を見に行ってきました。

この映画は香川県が街起しのために、琴平電鉄の百年記念をきっかけに2011年に制作された作品でした。100年引くと1911年、それは明治44年ということで、その年琴平電鉄の路線が開通した年のようです。その電車を利用した人達の機縁、偶然がこの物語の軸になっていました。老芸術家の初恋ともいうべき人との出会いの中でその老芸術家は再び、制作意欲を描きたてていくお話でした。老芸術家(ミッキー・カーチス)回顧展を任される学術員(木南晴夏が新鮮)との心がだんだん通じて行くプロセスが面白い。香川県の観光宣伝映画といってしまえばおしまいかもしれませんが・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿

吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...