2013年8月12日月曜日
平均余命と健康寿命
数日前に新聞で「健康寿命」という単語の存在を知りました。人間、生きているだけでは仕方がありません。健康に、自分のやりたいことを意欲的にできてこそのものだと思います。「健康寿命」というのは、その人があと何年介護も受けず、自立して生きられるかを統計的に調査し、伸ばしていこうとする試みから出てきたもののようです。ですからその活動の肝は「健康なうちに健康促進を図る」ということだそうです。因みに、現在の健康寿命は平均寿命より男性で9年、女性で12年ほど短い、という結果だそうです。男性の平均寿命が79.6歳、女性のは86.4歳ですから、男性では70歳前後からだんだん自立した生活を送れなくなる人が増えてくるということなのでしょうか?それにしては身の回りに見る人はみな健康に老後を過ごしているように見えます。私の入会しているテニスクラブでも自分より年長で元気にテニスを楽しんでいるられる方が大勢いらっしゃいます。統計のお話と身の回りの世界とのギャップも感じます。テニスクラブにいる人は若くから運動をして健康維持に気配りしている人の集まりだからでしょうね。平均寿命というのは0才児の人の今後、生きられるであろう年月を指しているので加齢とともにその数字は正確ではなくなりますから、「平均余命」という切り口が我々年配者には適切な指標かも知れません。厚労省の最新の統計によると75歳の人の男性の平均余命は11.6歳、女性は15.4歳だそうですから、それに健康寿命の数字を当てはめると、75歳の人が健康に自立して生活できる残された時間は2~3年程度ということになるのですね。PPK(ぴんぴんころり)という長野県の運動は着実に成果を生み出し、日本一の男性長寿社会を実現しているそうですが、健康寿命もきっと長いのでしょうね。<a href="http://www.jshpm.or.jp/" target="_blank">日本健康促進医学会</a>を参照してみましたがまだオープンしたばかりで有益な情報は掲載されていませんで
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