2014年2月20日木曜日
諸田玲子:「天女湯 おれん」
図書館に予約した本がなかなか届かない。流行の本を頼んだのがいけなかった。しかし、そういう時でも本当は困らないのだ。読んでない本ならいつも何冊かはある。意外に面白くなくて途中でやめた、難しく途中でやめた。忙しくて途中でやめた、偶然頂いたりしてそのままになった本などなど。この本はご近所のYさんの出版した児童向け本の出版総覧会のような全出版作品を展示した展覧会に行ったときに、不要なのでほしい人に差し上げますという本の山から1冊頂いてきた本でした。女性が江戸時代の風俗というか時の庶民の暮らしを描くというのは以前はなかったが、今はその分野を得意とする女流作家は沢山いる。でもあまり読んでいない、ので頂いてきたのだ。寝る前に読んだり、電車の中で読んだり、そういう時にぴったりの本だ。貧しい暮らしの中で銭湯を通して時代を描くのは適切な舞台と言えるだろう。色んな事件を散りばめて、銭湯「天女湯」の若い独身の女主人おれんが主役だ。一寸イカス昔の恋人に似た武士が出てきたり、曰くありげな使用人の老夫婦などに囲まれて、賑やかに騒々しく、江戸の1年が過ぎていく。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
吉田健一は1912年生まれで、承知の通り吉田茂と雪子の長男として生まれたが生後母雪子は単身赴任の茂の元、ヨーロッパに出掛けた。6歳まで母方の祖父である牧野伸顕に預けられた。学習院初等科に入学直後から父に従って青島、ロンドン、パリ、天津と転々し、1926年14歳で日本に戻り、暁星中...
-
平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
-
今日の日経プラス1(土曜版)から引用紹介。 東京ガス(http://www.tokyo-gas.co.jp) の「my Tokyo Gas住まいと暮らしの便利帖」では「寒い冬は特に一度沸かしたお湯を大切に使う”お湯まわりの省エネ”が効果的」など、様々なガス代節約の豆知識が得られ...
0 件のコメント:
コメントを投稿