2014年12月24日水曜日
西村寿行:「君よ憤怒の河を渉れ」
小説のタイトルが良い。内容を何だか知りたくなる、ネーミングの勝利。前から気になるタイトルだったのでこの人の本は読んだことはないが、目についた処で出会いか!と図書館で借りてきた。想像通りいわゆる冒険小説と言いう分類でしょうか?少壮検事がいきなり街頭で強盗殺人呼ばわりされて逮捕される冒頭から忙しい。こういう小説だと見透かしているので主人公はいかなる窮地からでも脱出できる。安心して読んでいられる。勧善懲悪もの、昔の西部劇と同じだ。追いかけていた厚生省(今なら厚労省)の薬事課長補佐が不審死を遂げ、それを他殺と睨んで単独捜査に入ったのが眼に見えぬ敵の罠にはまるきっかけになったという。向精神薬の世界では今も新薬の開発が凄い競争になっているだろう。今なら、アルツハイマー治療薬開発競争といったところでしょうか!
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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この日もぽかぽか陽気の暖かな日だった。 多摩モノレールで立川の1つ手前、「柴崎体育館前」で下車して高架から下に降りると、もうそこが根川親水公園だった。湧水が作り出す小川を整備して遊歩道に仕立ててくれている。絶好のスケッチポイントだった。驚いたことに大通りのすぐ脇の高木にアオサギ...
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NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...
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