2015年12月13日日曜日

橋本 治:「蝶のゆくえ」

ゆくえはひらがなだと何か違和感がありますねえ。行方ですね。著者の題名へのこだわりというのは絶対ありますね。女学生心理や言葉が得意なこの著者が真面目に現代女性、ちょうど学校を出てから数年の間の心のひだを描いている。いまひとつ、熱中できずだらだらと読んでいます。

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