2016年2月22日月曜日

IMEを変えました

IMEとは”Input Method Editor”とか"Input Method Engine"とか呼ばれる入力変換ソフトのことです。

Windowsはマイクロソフト社の商品であり、そのカルチャーに多くのパソコン利用者が引きずられている現状は致し方ないものがありますが、使っていて日本語の文字変換の幼稚さ加減には腹が立ちませんか?情けない漢字変換の多さにうんざりします。スマホやタブレットを使うにつけ、「世の中の入力変換ソフトはうんと進歩しているぞ!」と思い当たりました。このところ、WordやExcelでの文字変換のスピードの遅さに苛つきも多くなっていたので、MS社のIMEに見切りをつけて、もうちょっと優れたものに変えることを思い立ちました。調べてみると、予想通りATOKとGoogleの文字変換ソフトが仲々の優れものだということが分かりました。やはり日本人の開発した日本語変換が良いはずで、ここは有料でもATOKにしようと9割方傾いていたのですが、GoogleのIME開発者が日本人だという記事に何より無料だし、モノは試しと乗り換えてみました。今それを使った初体験をしているという次第です。一言で言って快適です。これを常用にしなかったこれまでの自分が馬鹿に見えます。乗り換えをお勧めします。検索で「Google 日本語入力」しますと、ダウンロードできます。入力ルールもこれまでと全く変わりません。変換の予測機能も十分的確です。作業能率がウンと違います。何でも、Google社には20%ルールというのが今も存在していて(昔現役の頃、アンダー・ザ・テーブル研究という言葉が研究開発の現場では話題になったものでした)、それを利用した工藤 拓さんと小松 弘幸さんとが協力しあって開発した日本人による開発品だという開発経緯をWikipediaで知ってしまったのです。日本語を知っている人達による開発品であれば私の選択肢の第1の条件をクリアしています。それに無料とくれば試用だけはしてみようという気になりますね。何だか1日、幸せな気分に浸れそうです。取り敢えず、ATOK(ジャストシステム)さん、スミマセン。

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