2016年8月4日木曜日
池井戸潤:「ロスジェネの逆襲」
とうとうあの「倍返し!」で有名になった半沢直樹が我が家にやってきた。テレビの脚本とはずいぶん違うが、テレビの方は何本かの半沢直樹シリーズをコンデンスして1本に纏めたものらしい。今回読んだ本は「オレたちバブル入行組」や「オレたち花のバブル組」と3部作を成すらしい。何らかの事件があって銀行から子会社の証券会社に出向した半沢直樹部長が、古巣の銀行の証券部門とM&Aで格闘する。これまでの小説同様、事件が事件を呼びサラリーマン小説のジャンルだろうが、ある種西部劇のような、正義は最後に勝つみたいな小説でした。昔読んだシドニーシャルダンという人の本を思い出しました。あるいは西村寿行「君よ憤怒の河を渉れ」みたいでもありました。初の夜の小説にはもってこいでした。
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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2017年の夏、水をやり過ぎたのかみるみる萎れていった鉢。どうなることかと元気そうな株以外は全部、泣く泣く外して生き永らえた。相模原に引っ越して気長に付き合ってきた甲斐があって去年夏ごろから生気が帰ってきていた。水溶液の肥料などをやりながら時に日光浴させてきたら3年振りに開花した...
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この日もぽかぽか陽気の暖かな日だった。 多摩モノレールで立川の1つ手前、「柴崎体育館前」で下車して高架から下に降りると、もうそこが根川親水公園だった。湧水が作り出す小川を整備して遊歩道に仕立ててくれている。絶好のスケッチポイントだった。驚いたことに大通りのすぐ脇の高木にアオサギ...
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NHKカルチャーセンター主催の水彩画講座(2時間*3回)の第一回を受講しました。これまで無料のZOOMアプリを使って家族やNPOのリモート会議を何回か体験してきました。また、NPOで開催しているシルバーの人たちに向けてZOOM会議の受講の仕方、主催の仕方などの講義をしてきました...
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