2016年8月4日木曜日
池井戸潤:「ロスジェネの逆襲」
とうとうあの「倍返し!」で有名になった半沢直樹が我が家にやってきた。テレビの脚本とはずいぶん違うが、テレビの方は何本かの半沢直樹シリーズをコンデンスして1本に纏めたものらしい。今回読んだ本は「オレたちバブル入行組」や「オレたち花のバブル組」と3部作を成すらしい。何らかの事件があって銀行から子会社の証券会社に出向した半沢直樹部長が、古巣の銀行の証券部門とM&Aで格闘する。これまでの小説同様、事件が事件を呼びサラリーマン小説のジャンルだろうが、ある種西部劇のような、正義は最後に勝つみたいな小説でした。昔読んだシドニーシャルダンという人の本を思い出しました。あるいは西村寿行「君よ憤怒の河を渉れ」みたいでもありました。初の夜の小説にはもってこいでした。
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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
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吉田健一は1912年生まれで、承知の通り吉田茂と雪子の長男として生まれたが生後母雪子は単身赴任の茂の元、ヨーロッパに出掛けた。6歳まで母方の祖父である牧野伸顕に預けられた。学習院初等科に入学直後から父に従って青島、ロンドン、パリ、天津と転々し、1926年14歳で日本に戻り、暁星中...
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平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
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日頃手抜きの荒れ庭ですが、この暮れは天気が良く、寒気もそれ程厳しくないので少しだけ掃除をしてあげました。と言っても2時間ほど秋の草花の枯れ枝をカットしたり、2坪ほどの伸び放題になっていた芝生を電動バリカンで刈ってやるぐらいです。今年の特筆すべきはキンカンの出来の良さである。庭に植...
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