2016年11月24日木曜日

11月の積雪

この時期に雪掻きをするとは想像もしませんでした。昨日も友人と半信半疑で笑い飛ばしていましたが、最近の天気予報は精度が高い。特に1~2日程度なら信頼性は大変なものだ。東京の11月の雪は昭和37年だったとのことだが記憶はまったくない。昭和37年とは私が就職して上京し、会社の寮生活を始めた年だ。雪のことで言えば、その年の暮、始めて帰省した正月に金沢で体験した世にいう「38豪雪」(さんぱちごうせつ)は忘れ難い。金沢に帰り着くと、もう雪模様だったがそれから3日間降り続き、屋根の雪下ろしをやった。屋根から落とす雪は狭い庭では収容しきれるわけもなく、道路に落とす。遂には家の出入りは2階の窓からということになった。そんな体験は始めて、というか幼稚園の頃のかすかな記憶に似たような2階から出入りをしていた情景があるくらいだった。何日か遅れて北陸線が開通になってから会社に戻ったが何日、遅れたのかは記憶にない。この月の末には更なる積雪があり、1月22~27日で310cmの積雪を記録しているというから驚きだ。東京の少お37年の積雪というのはそんな強烈な降雪記録を出した前触れだったのだ。今年がそんな年の再来にならないと良いのだが・・・昨今、社会面でも自然現象面でも「想定外」という単語は通用しない。差し当たり、雪が溶けたらスタッドレスタイヤへの交換が急務だ。

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