サブタイトルは「言葉で固まる現代を解きほぐす」。元はどこかの雑誌の編集者であったらしい最先端のジャーナリストとお見受けした。「紋切型」は「口当たりの良い、模範的な応答」とでも言い換えれば良いのでしょうか?そういう答えを聞くと、話が弾まなくなる。角がない、議論をふっかける意欲を削ぐ、そんな事例を最近の事象に当てはめて次々に投げ倒していく、そんな評論とも何とも言えない独白の書だ。
たしかにこれは最近のSNSやブログの影響ではないだろうか?炎上を恐れ当たり障りなく世の中を渡って行く。これは自分のような庶民にのみ許されることで、ジャーナリズムが全員そうなったら世の中おしまいです。最近のマスコミの社会面、政治面の評論に牙が抜け落ちているのはこういう人たちまで、「紋切型」口説やら政府の公式見解の受け売りに終始しているからで自ら言論の自由を放棄しているのに等しい。
そういえば先のアメリカ大統領戦でのクリントンは優等生的、「紋切型」タイプの演説、方やトランプは本音、毒舌、破天荒タイプだったなぁ。言って良いことと悪いことってあるとは思うけど・・・。品性というものはどうなんだろう。
2016年11月14日月曜日
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