2016年11月11日金曜日

山崎豊子:「沈まぬ太陽」(余録)

やはりこの主人公小倉貫太郎のことが気になるので年表に纏めてみた。

昭和4年(1930年)生まれ
昭和36年(1961年)JAL委員長に就任、同年11月スト権確立
昭和38年、組合委員長任期終了で予算室へ復帰、秋にはカラチ赴任
昭和40年、テヘランに転任
昭和39年、(1964年10月)東京オリンピック開幕
昭和45年、ナイロビ転勤(大阪万博)
昭和49年(1974年)3月、帰国
昭和60年(1985年)8月、御巣鷹山事故どうやら昭和4年生まれらしい。には昭和27,8年頃の入社と考えられる。入社して10年は仕事を覚えることに専念したいと組合委員長になることを頑なに拒否していたが時の委員長が強引に事を進め、事後承諾のようにして押し付けられたことになっている。

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