2017年2月21日火曜日

読書

宮本輝の「流転の海」第8部がやってきた。ここまで読み続けていると半年読まなくても松坂熊吾という主人公の名前が出てくるだけでこれまでの人生の変遷をかなりの部分思い出させてくれる。愛媛県南宇和郡一本松というところが出身地だという松坂熊吾はその地方の言葉使いを変えず、変えられず66年の年月を逞しく生きてきた。その最終部だという。毎晩ベットに入ってからの数分から数十分の読書の時間がこれから暫くは楽しみになる。

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