2018年1月5日金曜日

新居日誌(2):物珍しきこと

家から駅の間が昔ながらの地域、それもかっては田畑であったらしい処とあって、それなりに細く微妙に曲がった道路を歩くのは生まれ育った金沢の下町を思い出させるものがある。キョロキョロしながら物珍しげに歩いていくと駅に着く。イオンや多店舗の入ったショッピングビルを眺めながら帰途の買い物も今のところは面白い。どこにどんなお店があるのか興味津々といったところだ。大きなスーパーやホームセンターもあちこちに点在していて、それを順番に体験して回っている。幸い、住居の整備のためにチョットした小物が次々に必要になってそれを買う必要があるのが結構楽しい。食べ物屋もまた然りで、帰り道に気になるお店に入って試食したりしてみることもポツポツやってみている。
驚いたのは朝6時きっかりに近くのお寺の鐘が鳴ることだ。毎日きっかり鐘を6つ打つ。知人に聞いてみるとそれはどうやら自動で鐘を突く仕掛けを利用しているらしいよ、と教えてくれた。一度是非訪ねてみたいと思う。
マンションが暖かいとは聞いていたが連日早朝の室温は13~14度、北向きの部屋でも10度そこそこでこれまでの八王子の1軒やが冬になると5度前後まで冷えるのとはウンと違う快適さだ。これまで手放せなかった冬の湯たんぽとも無縁になった。マンションの5階という高さの物珍しさもある。先日のスーパームーンも実によく見ることができた。


どこに出掛けるにしてもどういうルートが良いのかと一々、GoogleMapで下調べしてルート研究をしてからから出掛けるのでこれまでに比べ何事にも時間がかかるのが難点といえば難点だが、地図を見る楽しさを味合わせてくれると思えばそれもまた楽し、である。今のところは何事につけて物珍しさがまず先にくる。

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