2018年6月10日日曜日

知念実希人:「仮面病棟」

法月輪太郎という作家が解説を書いている。ミステリー小説、身寄りのない寝たきり患者を率先して受け入れるという療養型の病院田所病院を舞台に設定した医療ミステリーという構えが現代的だ。そして腎臓移植という医療行為をお使っている点でも現代的だ。似たようなタイトルの「閉鎖病棟」と言う直木賞受賞作があり、読んではいないが刺激を受けたのではないかという解説記事もあったので今後読んみたい本のリストに加えることに・・・。

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