大坂なおみ選手のビデオでコーチのサーシャ・ベイジンがコートサイドで盛んに話しかけ励ましているシーンがあった。いつからコーチが試合中にコートサイドのベンチまで言って話しかけられるようになったのだろう。
杉山愛さんのコラムにあった解説から引用すると「女子のツアー大会では「オンコート・コーチング」を取り入れているのをご存じでしょうか。これは、チェンジエンドやセット間にコーチのアドバイスを受けられるというもの。グランドスラムや男子ツアーでは採用されていませんが、とても面白い試みだと思います。選手は事前にコーチの名前を申請しておき、呼びたいときはチェンジエンド時に主審に申し出て、主審のアナウンスによってコーチがコートに入ります。呼ぶことができるのは一人に限られ、ダブルスでも一人です。」とあった。全米オープンはグランドスラムの大会だからそういうことは勿論許されていない。セリーナ・ウィリアムズ選手のイライラのそもそもの切っ掛けはスタンドに居る彼女のコーチから手振り身振りでコーチングを受けたという注意に対し、そんなものは受けていないという反論から始まったようなものだ。それくらい厳しいルールなのだ。
話はルールのことではない。サーシャ・ベイジンコーチが話しかけている言葉でわずかに理解できたフレーズが「wishful thinking」だった。落ち込んでベンチでうつむき、タオルで顔を隠している大坂選手に向かって繰り返し励ます姿だった。positive thinking はよく聞くがwishful thinking はあまり聞かない。どういう違いがあるのだろうか?
答え、wishuful thinking は「希望的観測、願望的思考」とあった。「願望的思考」がぴったりだろう。「こういう展開になったら良いのになぁ」とか「あのイメージで攻めればうまい展開に持ち込めるのではないかなぁ」とかそんなイメージだろうか?そういうイメージを描きながらプレーする必要性を説いていたのだ。これなら我々のテニスにも使えるかも。というか、それにすがってプレーをしているということか!
2018年9月18日火曜日
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