ことし最初の映画鑑賞はこの映画になった。
さくら(倍賞千恵子)とひろし(前田吟)の一人息子、満男(吉岡秀隆)を主人公にしたお話しに仕立てていた。その満男も6年前に奥さんを亡くして、7回忌でみんなが柴又のあの家に集まるところから始まった。車寅次郎こと、「寅さん」は満男のおじさんに当たる。満男は遅咲きの作家さんで第2作に苦しんでいる。
出版社の担当の女性(満男が好きらしい)、そして書下ろしにかかる、その中で折につけ思い出すのは寅さんの言動、これに何度勇気付けられてきたことか、折々のエピソードにかってのマドンナが出てくる、出てくる。これをもっとしっかりした軸にすれば良かったのに監督山田洋二は寅さんの思い入れに負けてしまった感あり。映画評論的に言えば主役は満男?寅さん?的だった。でもまぁいいか!と妥協してしまう自分。若かりしマドンナの数々には癒された。でも多くは故人、でも寅さんそのものが故人になってしまったのだから仕方がない。追悼の作品と思うしかない。だとしても満男(吉岡秀隆)としては納得できないのではないだろうか?凄い切り口を使い果たしてしまったような気がする。冒頭の桑田佳祐の歌う「男はつらいよ」の歌は全く余分だった。
2020年1月21日火曜日
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