2014年1月12日日曜日

映画:「武士の献立」

朝の連続ドラマ「ごちそうさん」が大正時代からの庶民の生活にスポットライトを当てた近現代を描いて好調ですが、それの江戸時代版を見るようなおいしそうな料理が次々と映し出される映画を観てきました。小学校時代の友人Kさんから故郷金沢の出初式の様子を伝える写真を6枚ほどメールで送ってくれました。そしてそのメールの文中に加賀前田藩藩士が書き残した日記を基にして作られたタイトルの映画のことが触れられてあった。早速、金沢の友人を誘って観に行ってきました。成程、「包丁侍」という言葉があったのだ。賄いを主たる仕事にする侍を蔑んで言った言葉かもしれない。しかし、そこに勝負をかけている人もまた武士の中には居たのですね。ごちそうさん同様、「美味しい」が人を笑顔にする。戦国にあっては外交の有力なツールであった。そういえば現代でも、招待外交の入り口は食事、レセプションですね。

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