2020年5月27日水曜日
国民の底力
緊急事態宣言が出てからの日々、時間が有り余るほどあるはずなのに何に使っているのだろう?5月も末になり、東京など残されていた危険区域も緊急事態が解かれた。世界中から日本がどうしてこの新コロナウィルス禍から脱したのか、不思議がられているが私なりには、これこそ「日本人が持っている良識の勝利」だと信じたい。罰則を伴わない政府の要請を自分のことととして受け止め、消化して見せる従順さ、これは別の局面ではあの思い出したくもない「忖度」と通底している行動パターンかもしれない。もう一つ、今国会で何が何でも成立させる積りだった国家公務員法と検察庁法を廃案に追い込めた?ことに注目したい。最初は検察OBや有名知識人に加え、タレントたちまでがSNSなどを通して反対の声を上げ、それが拡散して大勢の賛同を集めたことで強硬成立を断念したのかと思ったのだが、黒川東京高検検事長が賭けマージャンをしていたことが週刊誌にすっぱ抜かれたことでそれを事前に察知して引っ込めたらしいと知り、興醒めとなったが、ここは我々大勢の人間の反対の声がことを動かしたのだと信じたい。先の罰則を伴わない緊急事態宣言でも見事に成果を出した国民はデモもできない状況下で新しいメディアSNSを使って時の政権の横暴を食い止めた、これぞ将に民主主義が機能したのだと信じるべきだと思う。今回の事案を教訓にして絶対多数の与党と少数派の野党との力の差も国民の世論でストップをかけられる、そういう力を持っていることを自覚したことに注目したい。
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