2020年12月3日木曜日

三秋 縋(みあきすがる):「恋する寄生虫」

 2021年 映画『恋する寄生虫』原作小説。


失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、“虫”によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを―。・・・ある紹介の記事だ。

高坂健吾は潔癖症で普通の社会生活が続けられずに失業中。佐薙ひじりは視線恐怖症で他人の顔をまともに見ることができずに不登校になってしまった17歳の高校生。この2人の落ちこぼれがあるきっかけでリハビリを一緒に行う羽目になって物語は始まる。ある寄生虫が介在する何とも不思議なお話し。

2 件のコメント:

  1. 久しぶりに覗きに来ました。珍しい分野に挑戦したようで。映画化ということは話題本だった?テストです。

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  2. ご訪問、有難うございます。どうしてこの本を知ったのか?不明です。恐らくは新聞の書評を読んで予約したのだと思います。いづれにしても本ブログは個人的な備忘録的なものです。

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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

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