2021年8月28日土曜日

朝ドラと鈴木京香

 今回の朝ドラ「お帰り、モネ」は久し振りに面白い。タイトルの音楽には中々なじめないが、3.11東日本大震災を経験して10年という節目を意識したのだろうか、この過ぎ去った10年が決して過ぎ去っていないで人々の胸に突き刺さったままの人たち、その時を偶然、仙台に行っていたために難を逃れたことが負い目になっている主人公の百音。皆、あの時を胸に畳んで生きている姿を気象予報士に挑戦していく百音の心の動きを通して描いている。この百音と妹の未来との心の複雑な絡み合いもあって目が離せない。この姉妹の母親役が鈴木京香だ。最近、露出度が高いのだろうか?いい母親役を演じている。先日観たテレビドラマ、「ライオンのおやつ」でも離島でホスピスを営む女主人を演じて慈愛に満ちた振る舞いを見せていた。昭和43年、宮城生まれだとか。いい年の取り方をしてきたのだろう、と思う。

3 件のコメント:

  1. こんばんは。
    時々お邪魔していますが、なかなかコメントを残せません。
    朝の連ドラ、我が家もヴィデオに撮っていつも見ています。
    楽しいと言うより切ない感じがしています。
    どのように進んでいくのでしょうね。

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  2. まあちゃん、いつもご訪問有難うございます。いつも言っていますが人に読んでもらうというより、物忘れ防止のために書いています。どうぞ気にせず、ご訪問をお待ちしています。勿論コメントはとても嬉しいです。それもよろしく。

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  3. 私も同じです。
    自分の日記なのですが、そのブログに何かの機会に巡り会うと、全く忘れていたことが鮮明に思い出され、その時の心の動きまで浮かんできます。
    何年も前の自分に会えるのも新鮮ですね。
    物忘れ防止のためとはいえ、コメントをいただくととてもうれしいものです。

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吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」

 横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...