毎日の散歩コースになっている銭洗い弁財天、正式には銭洗弁財天宇賀福神社というのだそうだが、言い伝えでは源頼朝が「巳の年・巳の月・巳の日」に見た「夢のお告げ」によって、宇賀福神を祀ったことがその始まりと言われています。だからと言われてもそれ以上説明できませんがそういう訳で、9月の白露巳日は「大祭」が行われるのだそうです。朝の散歩に行ったらいつも7時をすぎないとご出勤されない係の人たちが大勢で掃除やら提灯飾りやら、忙しく立ち働いているのでびっくりしました。
平生はない左右の大きな提灯
夏の暑さも一段落したと思ったら、またもや猛暑が帰ってきた。歩きも考えたが暑さに無駄に抵抗しても仕方がないので車で行ってきた。予てから予定していた古刹、海蔵寺という寺の名前が何となく魅力的である。鎌倉幕府滅亡時に焼失して、後に1394年、足利氏満の命で足利氏定の再建と伝えられる建長寺派の禅寺だそうだ。「底抜けの井」とか「十六の井」とかがある水の寺だ。鎌倉らしい扇ガ谷の一番奥に静かに佇んでいた。
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...