帰国後、懐かしいキャンモアを検索していたら「<a xhref="http://shigebanff.exblog.jp/i11/">熊がホテルの中庭に出現</a>」を発見との記事を読んでびっくり仰天。どのホテルだったんだろう?
自分たちはキャンモアのMisty Springs という小奇麗なロッジで自炊しながら8日間、息子夫婦(今回の旅は孫との交流が最大の目的であり楽しみ)と滞在するという恵まれた経験を楽しんだ。どこか1ヶ所位はカナディアンロッキーをトレッキングをしたいと、トレッキングシューズを真っ先にトランクの中に入れて出発した。それにしても天気に恵まれた8日間だった。
1.ラーチバレーのトレッキング(レイク・ルイーズ)
トレッキングをするなら花と展望が期待できそうなここ、「ラーチバレー」と「地球の歩き方」を見て決めていた。レイク・ルイーズから30分ほど南西に入ったモレイン湖畔が出発点。8時出発、15時帰着という予定で息子の車での送迎付き。足がないとこんなトレッキングはとてもできない。
早朝のモレイン湖の静かな湖面、氷河を抱いたテンピークスの山々。朝の引き締まった空気の中で思わずその美しさに息を呑んだ。カラマツの林、空の青を映しこんだ神秘的な湖面の色。高度を上げるにつれ、青空が益々冴え、湖面の色がグリーンに変化していく。1時間も上ると、ラーチバレーの谷という言葉とはかけ離れた高原にポンと躍り出た。周囲をぐるりカナディアンロッキーの山々に囲まれて谷といえば谷かもしれないが日本の谷という言葉の響きとはまったく違う。シリコンバレーに始めて行ったときもそう思ったものだ。`日曜日だったが我々の前に1組の登山客以外人影がない。写真を撮りながらのトレッキングは歩みがのろく、ここで後ろから来た1組に追いつかれ、声をかけられた。「熊に出会わなかったか」?「No! We didn't watch it」というような返事をしたら、「大きいのが居たぞ!気をつけろ」。ガイドブックではハイウエイ(旧道)でも運がよければ動物たちに会えるよ、と書かれてあったが、まさか山で自分たちが遭遇するかもしれない、まして熊となれば命がけになるなぁ、とそれからは一気に真剣モードになった。幸い、帰りには下からどんどん登山客が登ってきて賑やかになり、危険な感じは全くなくなっていた。ラーチバレーの一番奥のミネスティマ湖は雪渓を抱いた縞模様が美しく、ここで一頻りシャッターを押す。周りの高原は高山植物が乱れ咲き、特にウエスタン・アネモネは北岳草そっくり、が満開でテンピークスの山々と調和してこれまた格好の被写体。という訳で`スイスでも感じたことだが、国際的な観光地(国立公園)のトレッキングコースの整備状況の良いこと。高尾山よりも整備されたトレイルを楽しむことができた。
写真は新たに購入したニコンD200。初めての撮影の旅にもなった。<a xhref="http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=74816&un=18640">写真はこちら</a>にアップしたので時間のある方は是非、覗いてみてください。
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