2006年8月26日土曜日

散策:谷保城山そして昭和記念公園

台風の影響で雨模様で蒸し蒸しの1日。家にいても不快指数は増すばかり。かねてサギ草が咲くと噂で聞いていた谷保の城山公園を探索に。

簡単な地図を片手に出掛けたが、宅地開発がかなり進み、迷いながらの探索となった。城山公園の裏手に到着。一面「キツネノカミソリ」で雑木林の下草が橙色に染まっていた。群れて近づいてくる蚊と戦いながら一頻り、シャッターを押す。これなら「サギ草」もあるかと期待したが、どう歩き回ってもそういう雰囲気に出くわさない。隣接する古民家園の管理をしているオジサンに聞いてみるが首をひねるばかりで埒が明かない。`そこから、矢川に出て昭和記念公園に行くことにした。矢川駅に着く少し前と思しきところで雰囲気のあるソバ屋「素朴庵」に通りかかった。時間は13時過ぎ、おなかも空いていたので入ってみた。特別な期待感もなく入って注文したソバを1口食べて仰天した。そんなにソバ通ではないがここの10割田舎そばの美味しさは文句なく、これまで味わったこともないレベルのものだった。こぎれいな細切りながら、しっかりした堅さに茹であげ、ぽつぽつと星のある、思ったより黒くないソバを噛むと口の中にソバの香りが広がった。聞けば、ソバ好きだが経験は10年ほどとか。「ひきぐるみ」の10割自家手打ち。水だけで打ったソバながら舌触りの滑らかさはどうなっているのか?ソバ打ちに凝った人たちが良く見学に来るそうだ。ご主人からソバの話をたっぷり聞いて、さて、立川は「昭和記念公園」へ。

「サギ草展」やっていました。
しかし、地植えではなく鉢植えを集めて、ミズゴケで覆った形で展示されていた。しかし、その可憐な姿は飽きずに眺めて美しい。自然の造化とはいえ不思議だ。写真の出来は今一だった。三脚を使えなかったのが残念。

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