2008年1月4日金曜日

新春チェロコンサート

八王子市はチェロ国際コンクールの開催市である。ということを知っている人は少ない。

これはNPO法人チェロ・コンサートコミュニティーという1市民団体が核になってスタートし、市が支援して<span style="line-height: 150%; text-align: justify">「<a target="_blank" href="http://www.cassado-cello.jp/com/japanese/j_index.html">ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール実行委員会</a>」が組織され、運営している</span>事業です。 そしてカサドクラブはその実行を支えるサポーターグループというわけです。実は自分もその会員の1人なのです。何故八王子でこのような事業が立ち上がったのか、サイトに詳しいがその1部を抜粋すると、
ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールとは、そもそも20世紀の偉大なチェリスト、ガスパール・カサド氏の名を冠し妻の原智恵子氏が主宰し、イタリア・フィレンツェで開催していたものです。
しかし、1990年に原氏が日本に帰国するとやむなく中断してしまいます。原氏は帰国後も、日本でのコンクール開催を希望し活動をしていましたが2002年に帰らぬ人となってしまいます。その遺志を引き継いだ八王子の市民有志が、コンクール復活に向けて立ち上がり「ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールin八王子」として開催したものです。

で、1月3日は新春八王子音楽祭初日。
マーヤ・ボグダノヴィッチ  ソロ・リサイタル を聞いてきた。
●マーヤ・ボグダノヴィッチ[チェロ](2006第1回ガスパールカサドチェロ国際コンクール第2位入賞者)
●ジュリアン・ジェルネ[ピアノ]

新進チェリストによる意欲的な作品選びでドビッシーとブリテンの作品は現代的な響きで心地よかった。現代音楽というとメロディアスでないしとっつきにくい印象だがこの2作品とも、そういうものを取り込んで現代的な響きを聞かせてくれるものだった。演奏技術的にももの珍しかった。

興味のある方々、一緒に是非応援しませんか!

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