「秋月」という地名は九州のどこか、福岡県か大分県あたり?
この小さな藩、秋月藩は福岡藩初代の黒田長政の遺言によって5万石で分知されてできた小藩なのだそうだ。本藩の福岡藩の圧力に遭いながら江戸時代をつぶされることなく生き延びた。その苦闘を通して主人公、吉田(養子になって間)与四郎が気の弱い少年が色んな経験を通して強くなっていく姿を描いている。人物描写もよくできていると思った。文句なく一級の作品だと感じた。面白かった。
秋月は今、大分県池田市秋月というのだそうだ。古い城下町としてかなりの遺構が残っているそうだ。行って今も残るという石橋を見たいものだ。やはり紅葉の頃が良いのだろう・・・。
2010年2月11日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
吉田修一:「永遠(とは)と横道世之介」
横道世之介シリーズの完結編であることはタイトルから想像がつく。これは新聞の連載で読んだものである。と言っても細切れで読んだわけではない。というのは私は新聞のデジタル版の購読者なので、こういう連載小説はHPのアーカイブスのようなところに全部保管されているのでまとめ読みが可能なので...
-
吉田健一は1912年生まれで、承知の通り吉田茂と雪子の長男として生まれたが生後母雪子は単身赴任の茂の元、ヨーロッパに出掛けた。6歳まで母方の祖父である牧野伸顕に預けられた。学習院初等科に入学直後から父に従って青島、ロンドン、パリ、天津と転々し、1926年14歳で日本に戻り、暁星中...
-
平成の回顧がこの時期の流行なので、便乗して気になることをボツボツと書いてみたいと思った。 地球は一つ、掛けがえのない地球。人類が消費している数多の資源の中で、最初に資源の枯渇化が危惧されたのが「石油」だった。1970年代には石油資源はあと30数年で枯渇するという説が流布したのは記...
-
日頃手抜きの荒れ庭ですが、この暮れは天気が良く、寒気もそれ程厳しくないので少しだけ掃除をしてあげました。と言っても2時間ほど秋の草花の枯れ枝をカットしたり、2坪ほどの伸び放題になっていた芝生を電動バリカンで刈ってやるぐらいです。今年の特筆すべきはキンカンの出来の良さである。庭に植...
0 件のコメント:
コメントを投稿