2010年9月14日火曜日

パソコンの診断に(2)

Kさん宅に着いてみると、メーカーから送り返された梱包のままのパソコンがありました。開梱した後、本体にディスプレイとキーボード、マウスを接続し、祈るような気持ちで電源を入れてみました。一寸の間をおいて画面にメーカーのロゴマークが出てきました。しめた、電源は問題ない・・・と思ったら引き続いて初期の起動中と思しき動きが始まりました。どこでダウンするのかと見守っていましたが、ダウンの気配はないまま起動が進行していき、何とみなれたデスクトップの画面が現れました。起動したのです。何もしないのに・・・・・販売店の修理部門やメーカの修理部門は何をチェックしたのでしょうか?それともその時は確かに起動しなかったのか、謎だらけですが起動してくれて文句はありません。想像ですが、締め切りの部屋の中で今年の暑さでHDDが恐らく熱限界を越え、メモリー異常の状態になり、起動できなくなったのではないかと思います。インタネットのlANケーブルを接続するとネットも閲覧できるようになりました。元通り使えます。こちらで用意していったデータ救出の道具の出番はありませんでした。でも、現実に起動できないという現象がつい最近起きたのですから、いつ何時再発するかわかりません。Kさんにはやはり買い替えをお勧めしました。それと同時に、USBメモリーへのデータ避難の方法を持参したUSBメモリーを使って実演して見せました。このメモリーはそのまま置いていく積りだったのですが、流石にどうしても救出したい大量のデータがあるといっていただけのことはありました。データ量が5GB以上もあるのです。手持ちの持参したUSBは4GBしかありません。新たに購入して貰うしかありません。データのコピー方法も実演したのでそこまではご自分でやってみるということでこの日の作業は終了としました。後日、息子さんとも一緒に購入され、無事データの避難を完了したとの報告を頂きました。買い替えの機種選定も併せて進めているようなご様子でした。メールのアドレス帖や送受信データの避難方法は買い換えた時に再度やりましょう、ということでこの日は敢えて説明しませんでした。いづれ連絡があれば再度出動するお約束をして帰途につきました。暑さもまだ残る夕日の中、高尾山の山並みを見ながら車を走らせました。

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